「優しさって字はさ、人編に『憂い』って書くだろう。
あれは『人の憂いが分かる』って意味なんだよ、きっと。
それが優しいってことなんだ。
ようするに想像力なんだよ。」
今回も僕の好きな小説家さんの本の中から一つ。
優しいって言葉。
人はとっさに優しいと言う言葉を使う場面がある。
あの人優しいよ。
好きなタイプは優しい人。
優しさが足りない。等々。
優しいとは、他人に対して思いやりがあり、情がこまやかである。
憂いとは、予測される悪い事態に対する心配・気遣い。
だから、優しさは人の予測される悪い事態に対する心配・気遣いを出来る人ってこと。
予測される悪い事態に対する心配・気遣いをする為には、想像力がないと出来ないということ。
本当に優しさを持っている人がどれだけいるのか。
想像力こそが優しさを生み出す素材。
想像力無しに優しさは生み出されない。
優しい人になりたい。
人の憂いが分かる人に。
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